このところ、IT分野以外の英日訳仕事が続いています(IT分野の仕事も継続してやっています)。
以前やった万年筆メーカーの続編です。
カタログの中のペンポーチの説明文。
The pouches are handcrafted in black soft lambskin with visible stitching, lining in Alcantara and magnetic lock.
私、ファッションとか手芸関係はめっぽう弱いです(^^;;;
"visible stitching"…直訳すると「見える縫い目」。絵は想像できるんだけど、決まった言い方があるのかどうかわからない。
"lining in Alcantara"…「アルカンターラの裏地」?そんな名前の布地聞いたことない。
"magnetic lock"…とじるところが磁石になっているやつのことだというのは想像できるんだけど、これまた決まった言い方がわからない。
こんなときは手芸の得意な友人に頼ってみる。
手芸の得意な友人に上の3つの点について聞いてみました。
即答でメールが返ってきました。
"visible stitching"…「ステッチがほどこされた」でいいんじゃない?
"lining in Alcantara"…「アルカンターラの裏地」ってのがあるみたいよ。「キュプラの裏地」って言って分かるように、「アルカンターラの裏地」でいいかも。
"magnetic lock"…鞄についてる磁石の留め金は、日本では「マグネットボタン」って言うことが多いみたい。
さらに、アルカンターラについては、気になっていろいろ検索してくれて、アルカンターラを使用している商品のサイトをいくつか教えてくれました。どうやら日本製で、車の内装材として使用されているらしい(ウィキペディア参照)。後日、私がドライブ中にボーッとFMラジオを聞いていたら「内装にはアルカンターラを使用し…」という声が聞こえてきました。ラジオの番組で新しい車の紹介をしていたらしい。実際使われているのねと実感。…というか、きっと今までは耳にしたことがあっても知らない名前だから聞き流してしまっていたのかも。この仕事をしていると、仕事で新しい言葉を覚えることが多いです。
「ステッチ」と「マグネットボタン」は、言われてみればなるほどシンプルな表現。「アルカンターラ」は、自分でちゃんとネット検索すれば調べられたはずのことだったのを、友人に直投げしてしまったことを反省。
それにしても、私がちょっと聞いただけで、アルカンターラについていっぱい調べてくれた友人にひたすら感謝。もしかしたら彼女の方が翻訳の仕事に向いているのかも…(^^;;;
『ナイチンゲール』と言ったら、何が最初に頭に浮かぶだろう?
あるお仕事で
"the trees where the nightingales were singing"という言葉が出てきました。
私はそのまま「ナイチンゲールが鳴く木」と訳しました。
ところが、これが「ナイチンゲールの鳥が鳴く木」と直されました。
なぜ、わざわざ「鳥」を入れなければいけないんだろう???
不思議に思って、担当者に質問しました。
すると、
「何処かで学習したから私も鳥だってことはわかりますけど、一瞬間が開きますね。やっぱり、最初に思い浮かぶのは、看護師とか赤十字のほうですね。」
という回答をいただきました。
それでも、「~が鳴く」と続けば、「あ、鳥の方ね。」とわかるようなものではないのだろうか?っとしばらく腑に落ちずにいて、試しに相方に冒頭の質問をしてみました。
「『ナイチンゲール』と言ったら、何が最初に頭に浮かぶ?」
相方の返事は
「メンソレータムのふた」
でした(^^;;;
相方は「ナイチンゲール」という種類の鳥がいることを知りませんでした。
自分が当たり前のように知っていることを、みんなが当たり前のように知っていると思ってはいけない。
会社員時代、私が学習した教訓でした。
活かされてないなぁ。。。
反省。
When a work of art or an idea changes forever our way to see the world, we talk about genius.
ある英日訳の仕事で出てきた一文です。
この文章が冒頭にあり、そのあとにある天才の偉業の話が続きます。
その人がやったことはものすごいことで、やっぱその人って天才だよねっという話。
(説明が漠然とし過ぎ?)
さて、この "we talk about genius"をどう訳そうか非常に迷いました。
「芸術作品や思想によって世界観が一変してしまうとき、そこに天才がいます。」
「~~~、私達は才能について言及します。」
「~~~、天才という言葉が口をついて出るものです。」
このうち一つは私が提出した訳。一つはレビュー者の修正案。一つは最終的に採用されたもの。
どれもイマイチな気もするけど、これ!っていう言い回しが思い浮かびません。
あなたならどうする?(^.^)
The fourth of July is American independence day, but it's my wedding anniversary for me.
I totally forgot it until recently.
Last weekend, my husband said, "Why don't we celebrate? It's a little earlier than that day though."
First, I wondered "celebrate what?", but suddenly I noticed that he was pointing out our anniversary.
I said "Yeah! Yeah! Why not!?"
I think he didn't realize I had forgotten our anniversary. I mean, I hope he didn't!
Anyway, we bought a bottle of wine and many dishes, and then celebrated our day at home. I wanted to go to dinner but I have my back strained, so I couldn't go anywhere.
Instead, we watched a movie after dinner. "Love Actually" is a Xmas season movie and is a heartwarming love story. I think it's not seasonable but fits very well for our wedding anniversary. I had a very good anniversary.