随分久しぶりの投稿になってしまいました。
前回の「ぎっくり腰」記事のあと、腰痛が再発して病院でMRIを撮ったら、椎間板ヘルニアでした。
長時間座っているのも苦痛なので普段より仕事は減らしてますが、まったくやらないわけにもいきません。毎月来る仕事もあるし、急ぎで!と頼まれるものもあるし、エージェントさんにあてにされていると思うと断れない仕事もあります。
普段はコンピュータソフトのマニュアルの和訳のお仕事が多いですが、時々ちょっと違う分野のものをアサインされることがあります。
そのうちの一つがスポーツジムなどに置いてあるトレーニングマシンのメーカーのニューズレターです。
新製品の説明や新バージョンの改良点、組立手順などが多いので気分的にはマニュアルを訳すときとそれほど違いはありません。ただ、注意しなければならないのは、ニューズレターは定期刊行物であるということ。マニュアル的な部分はいいんですが、レポートとしての一般的な報告事項でマニュアルと同じ用語を使うと素人っぽい感じになってしまいます。
最近、"Following up on the report in xxxx"という原文に対して「xx年xx月号に記載したレポートで…」と訳したら、「xx年xx月号に掲載したレポートで…」と直されました。この「レポート」が書かれているのは定期刊行物であるからということです。
記載する、掲載する、報告する、紹介する、…文書の種類によってきちんと使い分けないといけませんね。
別の仕事で、万年筆メーカーのカタログを和訳しました。
一本何十万円もする高級万年筆ブランド。原文のそこかしこに「とーーっっても高級なんだゾ」感がにじみ出ています。
私の訳文はその後多分日本人ウケする言い回しにリライトされるんだと思いますが、私が提出する訳文には私が原文を読んだときに感じたこの「とーーっっても高級なんだゾ」感を表現したい。そういうことを念頭に置いて、高級な商品を紹介する表現を考えようとすると、私の頭に浮かぶのは深夜にTVで流れるテレビショッピングのネックレスとかバッグ。「熟練職人の匠の技が…」とか「厳選した本物素材が…」とか。ちょっとイメージが貧困過ぎ?
普段からもう少しいろんな日本語を読んで、頭の中の引き出しをたくさん作っておかないといけないなと思いました。